毎日眠れるだけ眠ったら、薔薇色の人生が始まった話
※この記事は、リクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2022の13日目の記事です。
みなさんこんにちは。
株式会社リクルートでホテルや宿などの宿泊業向けSaaSのデザインディレクターをしている渡辺です。
突然ですが、今日はデザインとは全く関係ない話をしようと思います。
日本は超のつく寝不足国
突然ですが、皆さんは毎日何時間眠っていますか?
睡眠時間が長い人だと8時間くらい。
短い人なら4時間や3時間くらいしか眠らない人もいるかもしれません。
実は日本は世界でも有数の睡眠不足の国で、2021年に行われた調査では日本は睡眠時間ワースト2位、2018年のOECDなどの調査では世界ワースト1位という超のつく”寝不足の国”なのです。
30歳を超えて徹夜ができなくなる
かく言う自分も20代のころは「徹夜なんか当たり前だぜ!」というスタンスで毎日を過ごし、深夜3時くらいまでコーヒーをガブ飲みしながらゲームや映画を見て過ごし、謎のハイテンションで毎日生きていました。
ところが30代に突入した途端、急に徹夜ができなくなりました。
年齢と共に睡眠を取らないと動けない体になったんですね。
「毎日快適に過ごすには十分な睡眠時間が必要」という当たり前の事実と現実を突きつけられ、30年目にして睡眠の重要性にようやく気づくことができました。
良い睡眠を取るために
連日の徹夜に虐げられてきた自分の体に申し訳なさを感じながら、自分は打って変わって「どうすれば良い睡眠を取れるのか」を探究しはじめました。
やったことは以下の通りです。
高級枕をふるさと納税で手に入れる
高級マットレスを試してみる
寝る時のBGMを睡眠導入用の音楽に変える、などなど......。
しばらく試行錯誤した結果、僕は究極の睡眠方法に辿り着きました。
それは「眠れるだけ眠る睡眠法」を取り入れた毎日を送ることでした
眠れるだけ眠る睡眠法
「眠れるだけ眠る睡眠法」とは文字の通り、自分が眠り始めてから体が自然に起きるまで、満足いくまで眠り続ける睡眠方法です。
具体的な方法としては、目覚ましをセットせずに早い時間にベッドに横になり、眠りたいだけ眠って起きる。これだけです。
大体9時間くらい時間を確保すれば、どれだけ寝ても遅刻せず眠ることができます。
自分の場合、夜10時くらいに就寝して、朝は5時〜6時に起きます。
平均睡眠は8時間くらいで、寝過ごしたことはありません。
薔薇色の日々が訪れた
この睡眠方法を始めてからというもの薔薇色の日々が始まりました。
具体的な良い変化は以下の通りです。
メンタルがめちゃくちゃ安定する
ストレスを感じることが少なくなり、たとえ凹んでも十分な睡眠が癒してくれるようになる。
頭がスッキリして集中力が続く
コーヒー抜きでも昼に船を漕いだりすることが一切なくなり仕事が捗る。
健康的な体重になる
もともとストレスが溜まると暴飲暴食してしまっていたのですが、ストレスが減ることでどんどん体重が落ちる。
ただちょっと寂しいことも
ただ、この生活のデメリットが全くないかというと、そうではありません。
この生活はつまりは「何よりも睡眠を最優先にする」ということであり、以下のような寂しい変化もありました。
それでも自分は今の生活にとても満足しています。
友人、仕事仲間との夜の飲み会が減ってしまう
友人や同僚とご飯を夜に食べにいく機会がグッと減りました。周囲に朝5時から起きている人もいないため、仕事は捗るのですが交友関係が減りました。自分はこういう機会が好きだったので、ちょっと残念…
1日が短く感じる
1日の睡眠時間を7時間と決めていたころより、1日があっという間に過ぎてしまう感じがします。
仕事に集中しているからなのですが、ちょっともったいない気分です。
それではみなさん良い睡眠を
いかがでしたでしょうか?
この記事は完全に個人的な主観に基づいたものなので、医学的、科学的根拠は一切なく、満足するまで眠れば絶対健康になると断言はできません。
しかしながら
と言っていた水木しげる先生も93歳まで健康に生きられていたように、良い睡眠が充実した毎日を実現するのは確かだと実感しています。
ここまで読んでいただいたあなた。
今日は思い切って早めにPCを閉じてお風呂に入り、暖かい布団で早めに眠ってみませんか?
それでは、良い睡眠のある日々をお過ごしください!