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プロダクトデザインのナレッジシェアで社会の「不」を解消したい!~社外向けイベント「プロデザ! BY リクルート」開催の裏側

この記事はリクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2023の 10日目です。

はじめまして。
プロダクトデザイン室の社外向けナレッジシェアイベント企画チームの長嶋です。普段はインナーコミュニケーションを中心とした業務や「プロデザ!BYリクルート」の企画設計などプロダクトデザイン室の社外向けイベントなどを担当しています。
PdMでもデザインディレクターでもカスタマーサポート・企画でもなく、プロダクトデザイン室に所属しているわけでもない私が、どういった経緯で社外向けナレッジシェアイベント「プロデザ! BY リクルート」を企画していくことになったのか、その裏側をお伝えできればと思います。


こんな人に読んでほしい

「イベント企画をやってみたい!」「ナレシェアのイベントを社内でやりたいけど、まずは何をしたらいいか分からない」など、イベント企画に興味がある方の参考になると嬉しいです。

社内に留めるのはもったいないナレッジシェアとの出会い


2022年1月にリクルートに中途入社した私は、プロダクトデザイン室のインナーコミュニケーション活性化を担当するようになりました。社内では活発に行われてきたナレッジシェア、「せっかくならば社外に公開すれば同じような悩みを抱えている人の手助けになるのでは?」「この内容を社内だけの共有に留めているのはもったいない気がする」など漠然と思っていました。

転機が訪れたのは同年4月、プロダクトデザイン室主催で社外に向けてイベントを開催し、何か発信できないかという話でイベント企画チームにアサインされたことでした。もともと社外広報にも興味があると伝えていたので、願いが叶った嬉しさがありました。
しかしながら、PdMでもデザインディレクターでも、カスタマーサポート・企画でもない私がどのようにしたら社外の方々にとって役に立つ情報を提供していくことができるのか、ドキドキした日々が始まることは想像に難くないことでした。

入社したばかりで分からないことだらけ、でもチームは1人


入社して4ヶ月目でアサインされたイベント企画チームの体制図は、まさかのチームリーダー兼メンバーが私1人だけ。社内のルールにもまだ馴染んでおらず、知り合いも少ない状況で、まずは「何を」「いつまでに」「どうしたら」いいかを決めるのが先決でした。
7月からイベントを月1回開催することを目標に、イベントの準備について考える日々が始まりました。イベント申し込みのプラットフォームはどこがいいのか、どうしたらこの情報を欲している人や興味がある人に参加いただけるかなど、自分だけでは調べきれない部分も多くあったので、プロジェクトに参画しているPdMやデザインディレクターに聞いて回りました。チームメンバーは1人だったのですが、最終的に頼りになる先輩を4人巻き込むことに成功しました。
リクルートには、周囲の人に協力してもらうときに、とても便利だと思う文化があります。「よもやま」という、新入社員からベテラン社員までさまざまな人が職階や職域にとらわれず気軽に会話や相談をする、リクルート独自のミーティング文化です。今ぶつかっている壁や、不安に思っていること。あるいは、構想中のビジネスや、気になっている話題について。誰かと話したい時は、ヒントをくれそうな人のスケジューラーに「よもやま」と入れるだけ。自分が苦手なことを得意な人に聞いてみたり、壁にぶつかっている時に、壁の乗り越え方を知っている人に聞きに行ったり。活用方法は、その人次第。自由度の高いこの「よもやま」は、プライベートから業務のことまで何でも話してよい場として、長く活用されています。この「よもやま」を多用しつつ、疑問を解消し、イベント企画を推進していきました。

よし!いろんな人に協力してもらうおう!


社内外のイベントを企画したことがある方なら、「登壇者決め」や「登壇内容の設計」「イベントの仕立て」など、様々な検討事項があることはご存知かと思いますが、知り合いが少なくプロダクトデザイン室所属ではない私には「登壇者決め」と「登壇内容の設計」が難題でした。
「イベントの仕立て」は社内イベントしかり、他社様が開催されているイベントなどに参加して、知見を得ることはできます。しかしながら、プロダクトデザイン関連の職種で今どんなナレッジシェアが求められているのか、社内の誰がどんな話をすることができるのか、などは全く分からず。そこで先述の「よもやま」を駆使しながら、4人の頼りになるプロダクトデザイン室所属のPdM、デザインディレクターの先輩にご協力いただけることになりました。おかげさまで、現在プロダクトデザイン関連の職種で求められているテーマや、社内だと誰がどんなことを話せるかなどの情報を入手することができました。
皆さんが知りたいであろう周囲の人に協力してもらう極意ですが、素直に自分から「私はここが足りないから助けてください」とお願いすることだと思っています。社風なのかもしれませんが、ほとんどの人は知識や助けを求める人に手を差し伸べてくれます。というか、断られたことは一度もないくらい、皆さん本当に優しいです。

全てはプロダクトデザインに関わる皆様の役に立つナレッジシェアをするために


実施にあたっては、知らない社内ルールを調べつつ、プロジェクトメンバーや4人の先輩だけでなく、社内の多くの部署や人に様々な観点を教えてもらいました。例えば、法務観点ではイベント参加者の個人情報を取得する場合はプライバシーポリシーへの同意フォームの準備が必要なことや、何が個人情報に該当するかなどをはじめ、使用するイベントプラットフォームやツールなどに問題がないかなどを確認してもらいました。
その結果、当初の予定通り2022年7月28日に社外向けナレッジシェアイベント第1弾である「大公開!プロダクトグロースを支えるナレッジシェアの仕組みと文化 プロデザ! BYリクルートvol.1」を開催することができました。

記念すべき第1弾


参加者の方にはアンケートをお願いし、いただいたコメントを次回に反映していくというサイクルを初回から今まで続けています。私達の独りよがりな情報発信にならないためにも、皆様からの素敵なコメントは登壇者ならびに事務局一同にとって本当に素敵な宝物です。
アンケートをもとに、皆様に様々な情報を提供できるよう2022年下期から徐々に仲間を増やし、今ではイベント企画チームは9人とチーム設立時の9倍となりました。その分、社外向けナレッジシェアイベントの種類や頻度、スポンサー出展するイベントなども増えています。

最後に(イベントの種類をご紹介)


最後に、現在開催しているプロダクトデザイン室主催の3種類のイベントを紹介して終わりにしたいと思います。

ナレッジシェアイベント:「プロデザ! BY リクルート」

まずはナレッジシェアイベントである「プロデザ! BY リクルート」。 プロダクトマネジメントやプロダクトデザイン、デザイン組織運営に関する、リクルートならではのノウハウを大公開。
回ごとに様々なテーマにて開催します。


トークイベント:「よもやまプロデザ! BY リクルート」

続いて、「どんな人が働いているか知りたい」「リクルートで働いている人に色々聞いてみたいけど機会がない」という声にお応えしたトークイベント「よもやまプロデザ! BY リクルート」。


リアル(オフライン)開催イベント:「出会えるプロデザ! BY リクルート」

そして、「リクルート社内の雰囲気やオフィスを見てみたい」「いろいろな方と知り合いたい、話したい、繋がりたい」との声から誕生した「プロデザ! BY リクルート」シリーズ、リアル(オフライン)開催イベントの「出会えるプロデザ! BY リクルート」です。


イベントプラットフォームであるconnpassから各イベントにお申し込みいただけますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。「過去のイベントを観たい!」という方はプロダクトデザイン室のメールマガジンで不定期に過去のアーカイブ動画を配信しているので、よろしければご登録くださいね。
それでは、いつの日か皆様とイベントでお会いできることを楽しみに、登壇者ならびに事務局一同、心よりお待ちしております!




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