日本の「美容」を担う トップシェアサービス強さの理由
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日本の「美容」を担う トップシェアサービス強さの理由

リクルート プロダクトデザイン室
朝比奈 わかな。チームリーダー。 物理学分野の機械学習研究で修士号を取得したのち、大手外資系情報システム企業に新卒入社。インフラ設備の管理構築業務を経て2019年3月、リクルートへ転職。プロダクトデザイン室へと配属された。会員数2400万人超を誇るトップシェアプロダクト『HOT PEPPER Beauty』にて2020年3月にスタートした注目の新サービス「美容クリニック」担当チームリーダーのお仕事や、サービスにかける想いを伺いました。

家族や友達が使うサービスにかかわりたかった


──リクルート入社までの経緯を教えてください

機械学習やデータ分析関連の仕事をしたいと思い情報システム企業へ新卒入社しましたが、実際にはいわゆるインフラ側の業務がメインでした。自分のやりがいについて考えたとき、家族や友人が使ってくれるような、影響力の見えやすいものに携わりたい気持ちに気がつきました。当時、週末に通っていたデザイン学校での経験を役立てたいとも考えていたところ、リクルートであればサービスにもなじみがあり、そのうえプロダクトデザイン室ではデータ分析も、フロント側のデザインもできる。ちょうどマッチしているなということで、入社しました。


──現在のお仕事は何をされていますか?


プロダクトデザイン室へ配属され『HOT PEPPER Beauty』に携わって以降、「ヘア(サロン予約)」のアプリを担当していましたが、現在は2020年3月にリリースされた新サービス「美容クリニック」のチームリーダーを務めています。

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──転職時に抱いていた希望は叶えられましたか?


発案した機能をさまざまな人と議論しながらつくりあげ、実際にフロントリリースすると達成感があります。さらにデータで振り返ったとき、誰かが使ってくれていたりページビューが増えていたりと結果も得られるので、二重の喜びがあります。自分が必要だと思ったものがやはり必要だったんだと思えるとうれしいです。

自分で決められるということは、決める責任があるということ


──情報システム企業からリクルートへの転身は大きな転換だったかと思います


前職では、トップダウンで降りてくる指示を遂行する業務が主でしたが、リクルートへ入社して驚いたのはプロダクトデザインという役割以外、自分の仕事が基本的に決まっていないことでした。「やりたい」とか「やるべき」と思ったことを実行するスタンスは新鮮でよい風土だと最初は思いましたが、難しさでもありました。そもそも課題はどこにあるのか、案件化させるために周囲をどう説得するか……といった”自分からつくりだす”作業が大変で、会議で煮詰まっていない点を指摘され、差し戻されたときはかなり悩みました。


──現在はチームリーダーとして、また違う大変さがありそうですね


大きいのは、”自分で決める必要がある”ことだと思います。メンバーだったころはリーダーに「これでいいですか?」と確認ができたけれど、リーダーになると「これでいいですか?」と訊かれる立場になるんですね。自分の回答を持ち、それにちゃんと責任を持つ大切さを実感しています。


──決定力を持ってしまうということですよね


チームリーダーになりたてのころ、「どこまで自分で決めていいのかわからないです」と上司に相談したら「ぜんぶ自分で決めていいよ。その代わり、自分が責任を持って判断できるだけの知識や思考量があってこそ決められるんだよ」と言われて。あっそうか、ぜんぶ自分で決められるけれど、同時にちゃんと決める責任を負う立場なんだと感じました。

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──チームリーダーとして心がけていることを教えてください


チーム全体、サービス全体を俯瞰する視点を持つようになりました。何か問題が起こったとき、なるべく多くの関係者を巻き込んでいくようにしています。課題に対してできる限りいろんな観点を入れることが、よりよい着地点につながると感じています。

コンスタントに施策を打ち出し続ける


──『HOT PEPPER Beauty』の既存サービス(以下:本体)と「美容クリニック」で大きく違っていることはありますか?


本体と比較すると、まず医療というセンシティブな領域ですので、サイト上に表示する文言ひとつとっても「医療広告ガイドライン」という法的ルールに則る必要があるなど、なにかと制約の多いサービスです。

毎月コンスタントに課題を創出していかなければならない点は共通ですが、すでにプロダクトの磨きこみをかけるフェーズにある本体側とは異なり、「美容クリニック」はリリースしたばかりでした。なので、昨年あたりまではもっぱら初期段階で不足していた機能を補填することに注力していました。そして今後ようやく機能の充実や磨きこみに取り組んでいく段階です。


──毎月改修や機能追加があるんですか?


常に改善されていきます。アプリだとさらに多く、月2回リリースしています。なので、チームとしてはUI改善や機能の拡充も重要ですが、正しく課題を判断し、きちんと解決できる施策を打ち出し続けることも課題と捉えています。

──強いですね。プロダクトの停滞がないんだ……!

悩みを抱えるすべての人へ、正しい情報を届ける


──『HOT PEPPER Beauty』は、消費者と美容サービスとの接点や距離感をガラリと変えた、非常に影響力の大きいプロダクトですよね


多くのクライアント(お店)に 『 SALON BOARD (サロンボード)』というオンライン予約管理システムを利用してもらえるようになったことは、美容領域に大きな変化をもたらした要因だと感じています。その点、「美容クリニック」ではまだ予約枠管理はおこなっていないので、今後注力していきたい部分でもあります。

──その巨大プロダクト内に生まれた「美容クリニック」サービスの社会的役割を、どう考えておられますか


多くの人が美容の悩みやコンプレックスを抱えているなか、化粧品やエステで解消しきれないところに届きうるのが美容医療という領域です。医療に関する情報が負う責任を踏まえると、都合の良いことばかりではないリスクやダウンタイムといった隠されがちな事実も含めた正しい情報を提示する必要があり、さらに偏りのない口コミも豊富に提供していく役割があると思っています。

美容医療に関心のあるすべての人が必要とするだけの正確な情報を得られ、安心して診療を受けてもらえる世界を目指しています。


──美容医療はポジティブにもネガティブにも人の心に大きな影響を与えますから、情報の責任も自ずと重くなってきますね


ユーザーがクリニックや治療法について調べるとき、どのように検索するのか、どのような情報が必要か……など、当事者視点で考えながらデータ構造の設計や、機能拡充に努めています。

視点を広げる、知見を拡げる


──ビジネスパーソンとしての朝比奈さんが今後取り組んでいきたい仕事や達成したい課題についてお聞かせください

個人としては、より高い視点を持ちたいと考えています。現在も、プロダクトデザインとしてどうあるべきかという観点ではいろいろ見えるようになってきているので、サービス全体、プロダクト全体までを見渡せる人になりたいです。


──リクルートは、社員が羽ばたくのを応援してくれる会社だと思いますか?


そうですね。女性社員が今期の目標について話す機会があるのですが、将来的に独立したいなどの業務以外の話も聞いてくれます。キャリアアップに対するオープンな雰囲気を感じています。


──大きな声では言いにくいと思いますが……いずれまた新たなステージに立ちたい気持ちは朝比奈さんにもありますか?


はい。知見を広げるという意味で、さまざまなサービスに携わっていきたい気持ちがあるので、まったく違う環境に身を置くのも魅力的だと思っています。ずっとリクルートにいようとはあんまり考えていません。最近はコロナ禍がきっかけでインテリアの勉強もしています。何が役立つかはわかりませんが、仕事からもそれ以外でも、今、自分が楽しめることを学び続けていきたいですね。

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