ストレスのない復職を。社員に寄り添うリクルートの育児支援制度
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ストレスのない復職を。社員に寄り添うリクルートの育児支援制度

リクルート プロダクトデザイン室

熊崎 栄倫子(くまざき・えりこ)。デザイン制作会社にて携帯電話アプリなどのUI/UXデザインを手掛けた後、2017年3月にリクルート入社。その後、4年にわたり、『ゼクシィ縁結び』や『ゼクシィ』のデザインディレクターとして、プロダクトの価値向上に努めてきた。2020年4月から1年間の出産・育児休暇を取得し、職場復帰。復帰後は『タウンワーク』のデザインディレクターとして従事。現在は『タウンワーク』『リクナビネクスト』『リクナビ派遣』『Airワーク』等のデザインマネジメントを担当する組織のグループマネージャーを務める。一般的にストレスを溜めやすいといわれる復職直後でありながら「楽しく働けている」と話す熊崎。その背景にある、リクルートの育児支援制度について聞いた。

デザインを通じて「次の一歩」をサポートする

――はじめに、熊崎さんのデザイナーとしてのキャリアを教えてください。

スタートは、アパレル向けのテキスタイルデザイナーでした。当時は仕事柄、センスや感覚に頼るデザインが多かったのですが、もう少し「考えるデザイン」に比重を移したいと思い、改めて夜間のデザイン学校で学び直した後にデザイン制作会社へ転職しました。そこで4年間、携帯電話アプリなどのUI/UXデザイナーとして働き、リクルートに転職したのは2017年の3月です。

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――リクルート入社後はどんな案件を手掛けましたか?

最初の3年間で手掛けたのは『ゼクシィ縁結び』のアプリ制作と、エンハンスやマーケティングも含めたプロジェクト全体の推進です。4年目からは、『ゼクシィ』アプリのリニューアルプロジェクトに携わりました。『ゼクシィ』としての「ありたき姿」を描き、現状のプロダクトでできることに落とし込みながら1年をかけてリニューアルを完遂した案件で、とても思い入れが強いです。数値としての結果も出て、デザインの力を発揮できたことを感じられるプロジェクトでしたね。
その後、1年間の出産・育児休暇を経て、現在は『タウンワーク』のデザインディレクターとして新規プロジェクトの推進などを担当しています。主な役割は、デザインのディレクション、さまざまな案件のアサイン調整、デザイン資材(ガイドライン・デザインシステム・キャラクター)の整理やツール移行の推進、さらにはデザイナーの窓口としてステークホルダーとやりとりをすることなど、多岐に渡ります。

――いわゆる、ものを作るという意味の「デザイン」だけでなく、プロダクト全体の価値向上も含めた幅広い役割を担っているんですね。

そうですね。デザインとは、スタイリングをしたりビジュアルを作ったりすることだけを指しているわけではありません。プロジェクトマネージャーや他のプロダクトデザイナー、時にはグループ内の他組織とも連携しながら「先々の未来を考えていくこと」もデザインに含まれます。
こうした、広義のデザインを追求し、クライアントとカスタマーに長く使ってもらえるプロダクトを形にすること。そして、会社の事業や社会に貢献していくことは、HRデザインマネジメントグループ全体のミッションでもあります。

――熊崎さん個人としては、どのような思いでデザイナーという仕事に向き合っていますか?

デザインという仕事を通じて、会社の事業やカスタマー、さらには社会の「次の一歩」をサポートしていきたいと考えています。例えば、現在手掛けている『タウンワーク』では、これから数年先の未来において「仕事との出会いはどうあるべきか」を検討し、プロジェクトチームで議論を重ねながらワクワクする未来を描いている真っ最中です。
こうした未来を考えることはとても楽しいですし、リクルートは職種による上下関係がなく、各々が対等な立場でプロダクトにコミットできる環境があるので、デザイナーとしては大きなやりがいを感じますね。

妊娠初期から復職までをサポートする手厚い制度

――2020年4月から1年間にわたり、出産・育児休暇を取得されています。他にも、リクルートにはさまざまな育児支援制度がありますが、なかでも熊崎さんが特に手厚いと感じたものは何でしょうか?

まず、休暇にまつわる制度は、かなり手厚いです。出産休暇、育児休暇以外に、復職後も子どもの病気や検診時に年5日まで取れる「ケア休暇」があり、私も利用しました。こうした制度自体の充実に加え、「お休みをとることに対するハードル」が低い職場環境も、リクルートの風土として根付いているように感じます。
また、妊娠が判明してから復職までの不安な時期を、さまざまな面でサポートしてくれる仕組みや制度も充実しています。例えば、「仕事と子育ての両立サポートブック」という資料には、妊娠後からの必要な手続きや手順がイラストなどで分かりやすくまとめられていて、復職するまでの間、いつも参考にしていました。

★仕事と子育ての両立応援サポートブック_20210909

――初めてのことで何からどう手をつけていいか分からない状況のなか、そうした手引きがあるのは心強いですね。

はい。活用できる制度のことや、「何をどこに、いつまでに提出してください」といった細かい手続きのことまで、全て詳しく書いてあるので助かりました。

――他にも利用した制度はありますか?

「保育園」に関する制度を利用しました。育休中に、いわゆる保活(※子どもを保育園に入れるために保護者が行う活動)の状況を相談できるオンライン面談会などに参加して、保育園を選ぶポイントなども教えてもらうことができましたし、保活のコツなどをまとめたハンドブックも非常に参考になりました。アドバイスに従い、妊娠中から保育園の情報や必要な書類を集めておいたこともあり、結果的に自分たちの状況に合う、良い保育園を選べたと思います。安心して子どもを預けられるので、復職後も仕事に集中できているところはありますね。

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――復職に向けたサポート制度も利用しましたか?

復職の2か月前に、「復職後の働き方」や「育児と仕事の両立」に関するオンラインイベントに参加しました。ワークショップ形式で私と同じ育休中のメンバーに悩みを共有したり、すでに復職した先輩からアドバイスをもらえるので、とても参考になりましたね。他にも、小児科の先生をお招きしたセミナーなどがあって、子どもが病気の時の対処法なども教えていただきました。

――さまざまな知識を得ることで、復職後の不安が解消されそうです。

そうですね。それに、こうしたセミナーをきっかけに、病児保育などの具体的なサポートについて調べたり、自宅にドクターを呼べるサービスを登録したりと、さまざまな対策を早めに準備できたことも心の安心につながりました。あとは、セミナーの内容を夫に伝えることで、夫婦でどのように助け合っていくか話し合う機会を持てたのもよかったです。
また、情報収集という点でいえば、リクルートの「子育てコミュニティ」のteamsグループは現在進行形で役立っていますね。気になっていることや、悩んでいることを投稿すると、みなさんがコメントを返してくれるんです。

――例えば、どんな投稿があるのでしょうか?

例えば、「保育園が休園になった時、子どものいる自宅でどうやって仕事していますか?」や「子育て中に参考にしている本やメディアはありますか?」などですね。「子供の写真、どうやって管理していますか?」みたいなライトなテーマもあって、気軽に投稿できます。
他のメンバーの投稿やコメントを見ているだけでも、すごく参考になるんです。同じ会社で、しかも自分と近い境遇の人たちからの意見やアドバイスなので、信頼性もありますしね。

一人ひとりの働き方を認め合い、助け合える環境

――せっかく制度が整備されていても、それが十分に活用されなければ意味がありません。会社によっては同僚に「迷惑がかかる」と、休暇の利用をためらってしまうようなケースもあると思いますが、リクルートの場合はどうでしょうか?

それは全くないと思います。確かに、妊娠初期などに「職場に迷惑をかける」ことを心配して、なかなか言い出せないケースがあるという話は聞きますが、リクルートに関しては、むしろ早めに伝えることを推奨しています。伝えるべきことをしっかり伝えることで、適切なフォローを受けることができるからです。
特に妊娠初期は体調が悪い日も多いため、黙っておくとかえって迷惑をかける可能性もあります。そのことを会社や上司が把握してくれて、うまくマネジメントしてくれるのは心強いですね。

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――経営層が単なるお題目として「仕事と育児の両立」を掲げているのではなく、現場レベルにまでしっかり意識が根付いているから、制度が絵に描いた餅にならないと。

そうですね。その根底には、「個の尊重」という、リクルートが大切にしている価値観があるように思います。会社にはいろんな人がいて、さまざまな働き方のスタイルがある。そのことをみんなが認知し、お互いを認め合いながら仕事ができるのは、この会社の魅力ですね。
一人ひとりの働き方や生き方に対して理解があるから、誰かが困っている時には周りがフォローする考え方が当たり前に浸透しています。例えば子どものことで急に休むことになっても、誰かが自然とサポートしてくれるんです。「仕事と育児の両立」はとてもしやすい環境だと感じますね。

――個々の働き方に理解がある会社ということですが、熊崎さん自身は復職後、どんなふうに働きたいと思っていましたか?

復帰直後から時短ではなく、フルタイムで働きたいと思っていました。私の場合は時間に制限を設けてしまうと、かえってストレスを感じてしまい、楽しく働けなくなる気がしたんです。実際にやってみて、どうしてもフルタイムが厳しいということになったら途中で変更すればいいですしね。このあたりも柔軟に対応してもらえる会社なので、安心して復職できたのだと思います。

――今のところは、フルタイムでも問題なく両立できていますか?

今はフルリモートで出社義務がないので、無理なく両立できています。仕事の合間に買い物にいったり、子どものご飯の準備をしておいたりもできるので、時間を有効に使えていますし、仕事で消化不良の物足りなさを感じることもないですね。ストレスもなく、楽しく仕事ができていると思います。

――復職後はストレスを感じやすいと言われますが、「楽しい」と言い切れるのは素晴らしいですね。

仕事でストレスを抱えている時のネガティブな空気感って、なんとなく子どもに伝わってしまうんですよね。1歳児といっても結構あなどれなくて、子どもは親の感情を敏感に感じとるんです。だからこそ、なるべく楽しく、ポジティブに働きたい。
ですから、楽しく仕事をさせてもらえるリクルートの環境や、家族が笑顔でいるための方法を一緒に考えてくれるメンバーには本当に感謝しきれませんね。


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