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子育て母でもデザイナー

この記事は リクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2022 23日目です。


こんにちは!マリッジ&ファミリー領域のデザインマネジメント組織に所属して、『ゼクシィ』のデザインディレクターをしている大辻です。『ゼクシィ』のアプリやWeb、『ゼクシィ』内の新規サービスなどのデザインを担当しています。

突然ですが、リクルートで働く女性と聞いてどういうイメージを持ちますか?
・大量の仕事をこなすかっこいい女性ばかりで、プライベートにも時間を割かざるを得ない子持ちデザイナーは肩身が狭いかも…
・若いうちにバリバリ仕事をして、子育てなどのプライベートが忙しくなる頃には皆転職、30代は肩身が狭いかも…
なんとなくですが、入社前の私はそんなイメージを持っていました。
しかし、実際は違いました!

現在私は、リクルートに中途入社して1年4ヶ月ほど経過したところ。
9歳と4歳の自由奔放な男子たちを育てながら、入社前に持っていたイメージとは全く違うリクルートライフの中、楽しくお仕事をさせてもらっています!
今回は、私がリクルートのどんな仕組みや環境によって、子育てをしながらも楽しく働けているのかを、ものすごく個人的な視点からご紹介させていただきたいと思います。
仕事に役立つ技術的な話などはないので、箸休め的に読んでいただけるとありがたいです(笑)。

私もみんなもフルフレックス!なので、超、気が楽
「フレックスなら時間の融通が効くので、子供の急な発熱などにも対応できる」というのは本当に大きなメリット!なのですが、
私がフレックスの環境に来て感じたのは、時間の都合をつけやすいメリットよりもさらに、気持ちの面で救われているということでした。
子育て中の女性だけではなく、みんながフレックスなので、男性でも16時にお子さんのお迎えに行くことを公言している方、もともと朝型生活の方など、働き方は三者三様が当たり前な雰囲気です。
(とはいえミーティングなどで予定を合わせる必要がある時は、みなさん快く調整してくれています)
保育園のお迎えのために早めに退社する時も、「お迎え」とカレンダーに入れて、ミーティングさえ調整しておけば、自分だけ早く上がってほんとごめんなさい…という気持ちにならずに働けていることに気がつきました。
子育て中の人が申し訳なさを感じずに働ける、そんな環境です。


小3の長男に、おかえりが言える!
私はほとんどがリモートワークで、家のリビングの片隅にある仕事スペースで仕事をしています。
長男の帰宅時にはミーティングをしていることが多いのですが、お互い表情と口パクで「おかえりー」「ただいまー」と伝えて、そのあと息子は同じ部屋のソファで趣味のお絵描きや読書に浸っています。
私のミーティング中には長男は筆談で話しかけてくるので、学生の頃の授業中のお手紙交換を少し思い出します。(内容は「おやつ食べていい?」「宿題終わった」など)
筆談でおやつをねだってくるのもあと少しの間だけだと思うので、今のうちに長男との筆談を楽しめてよかったです!

長男からの筆談メモ。私が解答しやすいように、選択式の日もあります。


小学校は休みが多い!が、フレキシブル休日とリモートワークでなんとかなる!
小学校はPTAや個人面談、急な休み(年間予定表で事前に告知されているが私は忘れている)、短縮授業や長期休暇など、保育園時代とは違って、平日も気が抜けないイベントが多くあります。
こんな時の救世主はリクルート独自の休日、フレキシブル休日、通称「フレ休」です!
有給とは別に支給される休日で、半期に5〜7回ほど、期間によって決められた回数を取得する必要があります。日常的に誰かしらがフレキシブル休日をとっているので、重要なミーティングのある日などは避けつつも、取得する心理的ハードルはほぼ感じません。
 他にも、育児や介護のために使っていいケア休暇が年間最大5日ありフレキシブル休日とは別に取得できます。


子供の平日の習い事も諦めない!
これまで、共働きだと平日の習い事は諦めざるを得ないことも多々ありました。今は私がリモートワークで家にいるため、おにぎりを食べさせてサッカーに送り出すこともできれば、私の隣で長男もリモートで英会話を習ったり、リモートでそろばんを習ったりもできます。
 世の中の習い事も、どんどん進化しているようで、私の仕事の合間の少しのサポートさえあれば(iPadを準備する、時間を伝えるなど)、色々な選択肢が選べるので、「母が働いているから習い事に連れていってあげられなくてごめん…」と思う機会もグッと減りました。

息子が習っているそろばんアプリはこちらhttps://www.sorotouch.jp/(※有料です)



とはいえ、出社したい時には自由に出社できる!
こんなにもありがたみを享受しているリモートワークですが、毎日続くと、たまには一緒に働く仲間の顔が見たくなってきます。
リクルートではそれぞれのプロジェクトごとに拠点が決まっていて、出社したければ自由にできます。
最近私たち『ゼクシィ』のデザイナーチームでは、月に1回、任意のゆるふわ出社日を設定しました。時間も決まっていないしマストでもないけれど、出社したらなんとなく近くに座って、対面のミーティングをしたりしています。会って一緒にものづくりするのはやっぱり楽しい!
私が入社したのがコロナ禍の最中だったこともあり、なかなか対面で会うこともかなわなかったので、リアルで会うことの尊さを感じながら、みんなが辛くならない程度のゆるふわ出社を楽しんでいます。


リモートやフルフレックスのおかげで、時短ではなくフルタイムで働ける!
前職では出社が必要だったので、18時のお迎えに行くためには17時に退社が必要で、雇用の契約としてはずっと時短勤務でした。今は18:00まで仕事をしても、18:20頃にはお迎えに行けるので、仕事の時間も確保しやすく、日々時間との戦いである、子育てと仕事の両立ハードルがかなり下がりました。
フルタイムで働けることで、子育てを理由に仕事量を減らすこともなく、やりたい仕事に全力で挙手できます!


母でも頑張れる環境があり、母でも表彰してもらえたりする!
入社してから半年ほどは、『ゼクシィ』内の新規案件のメインデザイナーとしてフルコミットさせてもらいました。その案件でのデザイン業務において、先日デザインマネジメントグループで表彰してもらうことができました。
とても素敵なチームに恵まれたことや、偶然にも自分にフィットした案件にアサインしてもらえたことなど、ありとあらゆるラッキーの掛け算の結果なのかもしれませんが、「子持ちデザイナーは時短でしか働けない」と思っていた以前の自分からするとあり得なかったことなのではないでしょうか。


リクルートには母としての自分も、仕事のやりがいも、両方諦めずに頑張れる環境があります!
(少なくとも私にとっては)
そんな環境に感謝して、子供たちに胸を張れるような仕事をするという芯をぶらさずに、世の中に『ゼクシィ』のハッピーなデザインをたくさん届けて、もっともっと、幸せなカップルのサポートをさせていただきたいと思っています。


今回改めて自分のいる環境を振り返り、リクルートで仕事も子育ても楽しみながら両立する女性は、今後ますます増えてくるのではないかなと思い勝手に嬉しくなりました!
子育て世代のみなさま、ぜひ一緒に働きましょう!

個人的かつたわいもないことばかりでしたが、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

プロダクトデザイン室では、一緒に働く仲間を募集しています。