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パパになって出戻り。いちど卒業したリクルートで、仕事と子育ての両立に奮闘中の話

この記事は リクルート  プロダクトデザイン室  アドベントカレンダー 2022 21日目です。
みなさんこんにちは。クリスマスイブまであと3日ですね!株式会社リクルートの新規事業開発室でプロダクトマネージャーをしながら1歳の息子の子育てに奮闘中の西村です。この記事ではお仕事の内容ではなく、私自身のキャリアと子育てについてのお話をします。

こんな方に届きますように

仕事と子育ては切っても切り離せない。女性の社会進出も進んできて「働く」という観点では少しづつ平等に近づいてきていると思いますが、「子育て」という観点ではまだまだ平等ではない世の中だと感じています。


※1.

男性の育休取得率も昨年度は13.97%と過去最高の水準にはなってきているものの...という状況。

私自身も最初はキャリアが停滞しそう、戻ってからのキャッチアップが難しそうなど育休を取得することに怖さを感じていた身ですが、思い切って半年間の育休を取ってみたら価値観が180度変わりました。

そんな価値観の変化を元に、今回の記事では、
・これからパパになるプレパパの皆様
・近い将来子どもがほしいなと思っている方々(男女問わず)
・現役パパママ
・リクルートでの働き方に興味がある方
に向けて書いてみます。

「育児はキャリアの妨げにはならないぞ!」「リクルートって意外と仕事と子育ての両立しやすいよ!」ということが伝われば幸いです。※2

参考:
※1. 令和3年度雇用均等基本調査 「事業所調査」より筆者作成
※2. リクルート、男性従業員の育児と仕事の両立支援を強化 「男性育休アンバサダー」等の取り組みを通じ、育休を取得しやすい職場環境・風土醸成をめざす


実は出戻りなんです

私のキャリアは少し変わっていて、新卒で株式会社リクルート(当時の株式会社リクルートジョブズ)に入社し、人事や営業を経験した後に、SaaS系の企業に人事として一度転職しました。そのSaaS系企業で新卒採用・中途採用を経験、そして今年の8月にまたリクルートに戻ってきました。

いわゆる「出戻り」というやつです。

改めて受け入れてくれたリクルートの懐の大きさには感謝しています。

戻ってきた決めては〇〇

出戻りを決めた理由はいくつかあります。

息子が生まれる前は採用の仕事をしており、比較的残業も長め。基本的に毎日出社して採用候補者に向き合う日々を過ごしていました。仕事も楽しくてのめり込む日々でした。今でもこの経験はかけがえのない財産です。

息子が生まれて家族との話し合いの結果、息子が生まれてすぐの、2021年11月から半年間の育休を取ることにしました。子育てに向き合う中、働き方を含めたキャリア観についても改めて向き合うことになりました。自分で出した結論が、「仕事も子育ても100%で両立する。どっちも捨てない。」です。仕事に没頭してきた自分にとっては大きなキャリア観の変化でした。

その次に、今後の自分が必要とする環境ってどういう状態なんだろう?を言語化してみました。

  • 自分がやりたいと思える仕事がある

  • 会社全体に子育てに対する理解がある

  • 男性育休取得の推進をしている

  • フルリモートフレックスで働ける

こうした環境下で働ける企業のお話を伺い、古巣であるリクルートに出戻ることを決めたんです。

決め手は「子育てとの両立のしやすさ」と「チャレンジしてみたいと思えるわくわくする仕事」のどちらもあると明確に思えたことです。

ただいま、リクルート。

新しい仕事と育児の両立ってできるの?

さて、勢いよくここまで書いてきましたが、「転職したてで、子育ての両立も。って実際そんなことできるの?」という声が聞こえてくるようなこないような。

結論、できています。ただし、働き方や時間の使い方の工夫は以前よりも必要になりますし、意識もしています。

一日のながれをざっくり紹介すると、毎朝6時に、にこにこ顔の息子にバシバシと叩き起こされ、ご飯を食べさせ、保育園へ送迎。そこから仕事を始め、18:30くらいに中断し、息子のご飯とお風呂。その後は自由時間にしたり仕事の残りをやったりの生活です。月に1度は体調不良で保育園から呼び出しをもらったりもします。大変...。

そんな私が助かるなと実感しているのがサテライトオフィス、フルリモートフルフレックス、フレキシブル休日※3の3点セットです。

  • 移動時間を減らしつつ効率的に働ける最寄り駅のサテライトオフィス

  • 保育園から帰ってきた息子のご飯やお風呂、寝かしつけの後に仕事を片付けられるフルフレックスな働き方

  • 家族や自分の時間のために自由に取得できるフレキシブル休日

こんなに柔軟性の高い仕組みが整った組織はなかなか他にないなと感じています。

時間の使い方に関しても制約がある分、今やっていることは成果に直結しているのか?という意識が強くなり結果として以前よりも短い時間で成果が出せるようになってきました。

具体的には、今マストでやるべきことに絞って、今やらなくてもいいことを「今はやらない」と決めたり、変なプライドで全部自分でやろうとせず、自分の責任は任されたミッションを最速かつ最高品質で実現することだと定め、任せたほうが早く物事が進む部分と理由、自分がやるべき部分を可視化した上でチームメンバーを積極的に巻き込むことが仕事と育児の両立に向けた工夫ポイントだと思っています。

育児があったり一部の時間に制約があっても関係なく、身の丈以上の期待をかけてくれる上司や周りのメンバーにも感謝です。

リクルートは子育てとの両立がしやすい環境です。

参考:
※3 リクルート流、週休3日制ってナニ? 年間休日を145日に増やした狙いに迫る


子育てが楽しいと仕事も楽しい

長々と書いてしまいましたが伝えたいことは冒頭に記載したとおり「育児はキャリアの妨げにはならないぞ!」「リクルートって意外と仕事と子育ての両立しやすいよ!」ということです。もちろん、家族や家庭のカタチは千差万別、正解もないのであくまで一意見ですが。

あんまり育児のイメージのないリクルートかもしれないですが、仕事も子育ても欲張って両立したい!という方にぜひ採用応募してほしいです。

「子育ても楽しんでいると仕事も楽しい」

どっちかだけじゃなく、どっちも。わがままな二兎を追う生活が今の人生を豊かに彩ってくれています。

パパ仲間、パパになりたい方、ぜひお声がけ下さい。全力でサポートします。

まとめ

本筋の仕事からはだいぶ脱線した内容になりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

リクルートで子育てをしながら仕事にも向き合う。そんな人もこの会社にはいるんだなということを知ってもらえたら嬉しいです。

一度きりの自分の人生、わがままに、欲張りに。

ありがとうございました!よきクリスマスをお過ごしください。

プロダクトデザイン室では、一緒に働く仲間を募集しています。