入社2ヶ月の新人がフルリモートのチームで対面ミーティングを企画〜実行した話
この記事は リクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2022 14日目です。
こんにちは!SaaSクライアントサクセスグループ(通称クラサク)所属のTaddyです!
本日は、5月に開催したオフサイトミーティングについてお話ししたいと思います。
はじめに〜リクルートの働きかた〜
リクルートってゴリゴリの営業会社だし、全員出社なんでしょ?と思っている方、それは違います!
少なくとも私の所属するクラサクグループは全員リモートワークで、ママさんや名古屋在住のメンバー、地方移住を検討しているメンバーもいます。(ちなみに私は関西在住!)
私は今年の2月に中途入社したので、リクルートに入ってからは完全リモートワークしか経験していませんが、もともと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大前は基本出社での業務が前提であったようです。
その当時は、オフィスの会議室が取れないから会議がなかなかできない、といったこともあったとか…!
新型コロナウイルス感染症の感染拡大後は、一部の職種を除き、理由・回数を問わないリモートワークが全社導入され、今に至ります。
でも、リモートって何か寂しいよね…。皆で集まること、ないんでしょ?と思った方!!
今回はそんなあなたのために、入社2ヶ月のペーペーの呼びかけでクラサクグループ対面ミーティングを開催した話を書こうと思います!
対面ミーティング前日譚
始まりは突然に
リクルートには「よもやま」という文化があります。ざっくり言うと「なんでも話そうよ!」という時間のことです。(ちなみに「よもやま話」という言葉が由来です)
この対面ミーティング構想は、そのよもやまの時間に発足しました。
(ダイジェストでお送りします)
私「皆に会いたいんですよね〜」
先輩「対面ミーティングする??新しい人も入ってきたし!」
私「え、いいんですか!こんな入社2ヶ月のぺーぺーが・・・」
先輩「いけるっしょ!」
という感じで始まりました。笑
軽い感じで書いていますが、当時の私は入社してから実際に会ったことがない人ばかりで、コミュニケーションの取り方がうまく掴めずにいました。
前職時代、対面で仕事をしていた時は、ちょっとした雑談の時間もあり「この人はこんな人だから」と理解できていたのですが、リモートだとそれが掴みづらい…。
普段の業務で壊滅的に困ることはないものの、「一度会って話してみたら、人となりも分かるのにな、もっと一緒に働く人達のことを理解したいな」という思いが日に日に大きくなっていました。また、同時期に入社した中途社員も同じようなことを感じており、「これは絶対に企画せねば!」という気持ちになりました。
不安と現実
とは言っても、入社2ヶ月のぺーぺーがわざわざ出社をお願いするって許されるんか!?と、内心ビクビクしていました。
え〜〜い、ままよ!と思い対面ミーティングの依頼を投げたところ…
めっちゃ🙆🏼押してくれるやん…
結構年上の先輩もいるけど、みんな🙆🏼押してくれるやん…
しかも、サウスタワー(リクルート本社)ではなく、
「行ってみたいから(※)」という理由でわざわざ九段下オフィスを指定したにも関わらず、快諾ッ…!!
優しいッ…!!!圧倒的に…優しいッ…!!!!
(※九段下オフィスは、広くて開放的な会議室が多い、大学を改築しておりおしゃれという話を聞き、行ってみたい!と思っていました)
皆快諾してくれたし、いい会にするぞー!と、先輩と一緒に構想を練りました。
(先輩がこんなしおりを作ってくれたりしました。笑)
対面ミーティング当日
集合〜ランチタイム
九段下オフィスのイートインスペースに集合し、皆でケータリングを食べました!
初対面の面々もおり、大いに盛り上がりました。
このイートインスペースは無人コンビニを併設しているので、皆で「おお〜」と言いながら回ったりしました。
(写真があれば良かったのですが、まさか後から記事にするとは思っておらず😂イメージ画像を掲載しておきます)
アイスブレイク
チームに分かれて「コンセンサスゲーム」というゲームをしました。
これは、「あなたは砂漠に不時着しました。これらの持ち物の中で優先度を決めて生き残ってね」というものです。
私のチームは「自力で歩けるんじゃない!?」「生き延びるには自活が必要だから・・」など議論を重ねましたが、まさかの最下位となってしまいました。
2年目、中途入社3ヶ月、異動して0ヶ月の3人で議論したのですが、皆物怖じせずワイワイ議論をして楽しかったです。
メインセッション
当日のテーマは「『Airペイ』ヘルプサイトの具体的な改善案を一つ出そう!」というテーマでした。
普段業務であまり関わることのないメンバー同士でチームを組んでいるので、ドキドキしながらも皆即議論モードに!
当日のメンバーはほとんど『Airペイ』の担当ではなかったので、必死で『Airペイ』ヘルプサイトを見て改善案を探しました。
当日はこのような形で、大きな模造紙に記事の改善案を書き込んで発表しました。
リモートで他チームの方やパートナー(業務委託)の方に審査をしてもらい、私のチームは2位という結果に終わりました。
約2時間半のセッションが終わり、その日は解散となりました。
後日譚
実施してよかったこと
このミーティングで出たヘルプサイト内の記事の改善案を実現する話があったり、『Airペイ』について知る機会が無かったメンバーが『Airペイ』を知れたりと、当日のオフサイトミーティングは業務上でも良いものとなりました。
また、個人的に感じていたコミュニケーションの課題感も、このミーティングを機に解消されていったと思います。
具体的には、当日に話したことから派生してちょっとした雑談を挟みやすくなったり、何かを聞いたり頼んだりするハードルが下がりました。
入社してから2ヶ月の早い段階でこの企画ができて本当によかったなと思っています。
感想
個人的には、「気軽に言ったことが実現できるんだ」というフランクな空気がとても良いな〜、いいグループだなと改めて思うきっかけになりました。
「リモートワーク主体だから、出社してほしいという提案は嫌がられるかな」と思ったのですが全くそんなことはなく、「気軽に会いたいって言っていいんだ!」と思えました。
今でも必要に応じて出社することはありますし、たまに出社するとやっぱり楽しいな〜と思います。(もちろん無理に出社を強制されることはありません!)
※カスタマーサポート・企画職について、最新の募集状況は「リクルート キャリア採用サイト」をご覧ください。