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あなたは何を「動かす?」 Designshipブース展示に込めた想いとリクルート デザインディレクターのフィロソフィー

こんにちは! デザインディレクターの段床(だんどこ)です。
リクルートに入社してこの10月で約半年が経ちました。
普段は「住まい領域」にて『SUUMO』のUIデザインを担当していますが、今回はリクルートのイベント企画チームとして
国内最大級のデザインカンファレンスイベント、Designship2023にブース出展を行いました。
この記事では、イベントブースを企画、出展するにあたって、考えたこと(そして、苦しんだこと)を共有します。


Designshipについて

Designship(デザインシップ)は「さまざまな業界における一流デザイナーが集結し、それぞれの叡智や想いを集結させる日本最大級のデザインカンファレンス」です。

自分語りになりますが、私が初めてDesignshipに参加したのは2019年です。
Designshipとしては2回目の開催で、一般来場者として参加しました。
その頃、私は前職にて社外にデザインの情報を求め、月1で外部のデザインイベントに参加する形であちらこちらを走り回っている状態でした。
東京から遠く離れた町に住んでいたこともあり、やはり東京のイベントの勢いは凄いなと感じました。
その中でもDesignshipは、特に参加者数、大規模なステージ、著名な登壇者、多様な協賛企業・学校と、豪華なイベントだったのをよく覚えています。

それからしばらくして全国的にコロナが流行し、イベント開催自体が憚られる中でも、このDesignshipはオンライン形式に形を変えて開催され続けてきました。
時が経ち、緊急事態宣言もあけて、ようやくオフラインイベントも実施されるまでに世の中が戻ってきました。
そんな折、私もリクルートに転職しました。
まだこの時は、自分がDesignshipに出展側として関わる日が来るとは夢にも思っていませんでした。
気づけば入社半年で、イベント企画チームに参画し、リクルートとしてDesignshipに関わることになったのも数奇なものだと改めて思います。

出展ブースで伝えたかったこと

今回のブース企画を行う上で、考えたことです。

そもそも私自身が、ブース企画も、外部イベントに企業側として参加するのも初めてで、よくある「右も左もわからない」し「手探りで進める」という状況でした。経験の無いなりに、いかに魅力的に、世の中に「リクルートのデザイン」を伝えるかについてずっと頭を捻っていました。時には弱音を吐きながら、色々な方に相談させていただきました。そんな状態で考えたことです。

リクルートにはとても多くのプロダクトがあります。
もちろん一つ一つがとても素敵なデザインで、日々100名以上のデザイナーが心血を注ぎ、磨き込まれて世に出ているのですが、数多あるプロダクトそれぞれにフォーカスしては散漫な企画となってしまいます。
今回私に与えられた時間では、まとめ切る時間も自信もありませんでした。

そこで今回は、Designshipに訪れた方々にリクルートの「事業の幅の広さ」から、それらを作っている「デザイン組織」自体を知ってもらうことで、興味を醸成することに。加えて後続のメディアをフォローしていただくことで、より深くリクルートのデザイン組織 = プロダクトデザイン室 を知ってもらう企画としました。

企画マインドマップ

リクルートのプロダクトデザイン室はとても多様性のあるデザイン組織です。
デザイナーと一口に言っても、手掛けることは純粋なビジュアルデザインから、リサーチだったり、プロトタイピングだったり、コンセプト策定だったり。
持ち場や立場、何よりも個人の意思で、個性を活かし、自分のやりたいことを実現している。
そんな人たちが働く場所であることをブースに訪れた人に理解してもらいたいという想いを込めました。

プロダクトデザイン室として、自分たちがデザインする上で大事にし、目指している「フィロソフィー」「 動かすデザイン」をメインビジュアルに据え、リクルート プロダクトデザイン室のオウンドメディアを模したパネルを制作しています。

これによりリクルートのブースは、プロダクトデザイン室のデザイナー一人ひとりが何を考え、何を大切にしているのかを強く打ち出しました。ブース来場者の方々に、その想いを知ってもらい、感じていただく機会にすることが狙いです。

企画段階のブース(左)と、実際のブース(右)

入社して半年の自分が「リクルートのデザイン」を伝えるために、まず初めに行ったことは、フィロソフィーを読み込むことでした。オウンドメディアは勿論、こちらのnote記事を100回は読みました。(手前味噌ですが、読めば読むほど良い記事です)

何より、多様性を持ったプロダクト、そしてそれらを形作る多様なデザイナー人材を多く抱えるリクルートプロダクトデザイン室という居場所は、Designshipの「広がりすぎた、デザインを接続する」というテーマにうまくマッチすると思いました。
プロダクトデザイン室の成り立ちを調べたり、各領域の方に話を聞いたり、ブースやノベルティの制作をお願いさせてもらう中で、改めて、私自身がこの会社には色んな想いを持っている人がいることを実感・体験できました。
その魅力を正しく伝えることが私にとっての一番の原動力だったと思います。

当日の様子

当日は、ブース企画として、「あなたは何を動かす?」を実施しました。
「わたしは○○を動かす」と書かれたホワイトボードに、自分が「動かしたい」ものを書いて、その場でインスタントカメラを使って撮影。できあがった写真をボードに貼ってもらい、会場のみなさんと共有する企画です。

実際の当日の様子

きっと誰もが、(デザイナーでなくても)自分の生活の中で、仕事の中で、何かを「動かして」いるはずです。
今回ブースに訪れていただいた方々には、「動かすデザイン」の文脈に沿って想いを巡らせ、手を動かすことで、フィロソフィーの一端に触れていただくことができたと思います。

それぞれの来場者の方が、それぞれの想いを胸にブースで一歩立ち止まり、「自分のデザインは何を”動かす”んだろう?」と考えられていたのがとても印象的でした。「自分はデザイナーじゃないんだけど…」と悩まれていた方や、「人と違うことを書きたい..!」といった方もいらっしゃいました。
自分で書いた後に、他の方が書いたものと見比べたり、知っている人を探したり、さらに撮影をしたり...など、想定以上に、思い思いの楽しみ方をしていただけました。
実際にブースに立って来場者のみなさんと会話をすると、改めて様々な想いを持った方々がイベントに参加し、リクルートのブースに訪れてくれたことがわかりました。

参加された各スポンサー企業様のブースもとても素敵でした。私では到底思いつかないような企画や、デザインに凝ったブース、ノベルティなど、見て回るだけで楽しく、いろいろな想いに触れることができる、あらためて貴重な機会だったと思います。いち参加者としての学びも多くありました。
当日は、各ブースを回り、トークセッションも全て参加したかったのですが、自分のブースでパタパタと歩き回っていたため、実際に体験することができなかったセッションが多くあったことだけが心残りです。

終わりに

今回の企画には本当にたくさんの方々にご協力いただきました。ブースにお越しくださった方々、Designship事務局の皆様、社員も含め、感謝しきれないほどです。

記事で紹介してきたように、リクルートには数多くの”活躍の打席”があります。デザイナーとしても、ディレクターとしても、プロダクトマネージャーとしても望めば打席に立てる。
自分の思い描いた未来に「接続」できる環境を持っていると思います。
ぜひブースを訪れた方も、イベントに参加されていない方も、リクルートについて、またそこで働く人々についてもっと知っていただけると嬉しいです。
引き続きリクルートは、さまざまなイベントに協賛させていただく予定です。

私も入社から半年とはいえ、まだまだ右も左もわからない状態から少しずつ、「動かす」ためにはどうすればいいのかを悩めるようになってきました。
引き続き、イベント企画チームとしてリクルート プロダクトデザイン室の魅力を伝えられるよう貢献していきたいと思います。

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