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デザイナーが本気で採用広報に取り組んで見えた世界

デザインディレクターの竹内です!普段は『リクナビ』をはじめとするリクルートの新卒事業領域でプロダクトのデザインマネジメントを担当しています。プロダクトデザイン室アドベントカレンダー2022の5日目は、そんなデザインディレクターが採用広報プロジェクトを通して見えたことや、今後の展望について書いてみたいと思います。

プロデザ室採用広報プロジェクト、始まる!

まず一部ではありますが、これまで取り組んできたプロダクトデザイン室独自の採用広報プロジェクトについてご紹介します。今年の4月から12月の今日に至るまで、社外広報や採用サイト公開、note運営、イベントの開催や集客など、各チームで分担しながら、ざっくり次のような活動を展開してきました。

  • 何を誰に伝えたいかなど、発信するメッセージのコンセプトや方針の設計

  • 自社のナレッジ発信イベント「プロデザ!」の立ち上げと、月1での定期開催(累計5回実施)

  • 社外登壇機会の発掘と登壇に向けた事務局サポート(累計9件実施)

  • 外部メディアへのインタビュー記事掲載の企画と実行(累計5件掲載)

  • noteTwitterなどのSNSをつかった社外への情報発信の強化
    …などなど

これがリクルートらしさなのかはわかりませんが、施策展開の規模とスピード感はすさまじく、チーム全員で駆け抜けるようにしてこれらのプロジェクトを進めてきました。さらにこのプロジェクトのメンバーは、実は全員自分から手挙げで立候補し参加しています。そういった背景もあってか、みんな仕事を抱えていて忙しいはずなのに、このプロジェクトの中では新設された社内ベンチャーの様なノリで、ゼロから自由にチャレンジすることを楽しみながら多くの施策を形にしてきたと思います。

担当外だった採用広報プロジェクトへの染み出し

そもそも私が採用広報プロジェクトに関わり始めたのは、デザインチームの運営にあたりデザイナーの参画方法を抜本的に変えなければと、マネージャーとの1on1の中で直訴したことがきっかけでした。急激な事業の成長に対しどこかでゲームチェンジを仕掛けなければ、メンバーと組織の強化においてただ後手を踏むばかりとなってしまい、当時はその状況に強く危機感を感じていたことを覚えています。

また私がリクルートへ転職して以来、日々見たり感じたこの会社のユニークな部分を、社外にもっと知って欲しいと思っていたことも、プロジェクトに参画した理由のひとつです。実は現在のリクルートは、転職してきたメンバーのほぼ全員が「外からみたイメージと全然違った」と口を揃えるくらい、社内外で受けるイメージが違います。こんなに面白い人や制度が沢山あるのに、ほったらかしにするなんてなんてもったいないんだ!そんな感動にも似た当時の衝撃が、採用広報へのモチベーションにつながっているようにも思います。

デザイナーが採用広報に取り組んで見えた世界

このような感じで半年と数ヶ月、色々な企画や施策に取り組んできたのですが、多くの経験と共に、活動を通して沢山の発見や気づきも得ることができました。その中でも個人的にとりわけ印象的だったのは次の2つ。

  • 採用広報の観点から見た自社の素敵なところの再発見

  • 社外の反響から知れる自分達の仕事や取り組みの価値

 デザインという仕事を担当していると、どうしても自分起点というか、より主観的に自分たちの周囲や仕事を見てしまいがちですが、採用広報という社内と社外を行き来するような視点で見渡してみると、より立体的に自分たちの事業や取り組みについて深く理解することができます。

特に1つ目については、採用広報業務を担当される方なら誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。社内でヒアリングをして回っていると、例えばこちらのnoteで紹介されているような、「いいな!素敵だな!」と思う人や仕事が、すごく近いところに沢山あることに気付かされます。

Willに真っ直ぐというか、自分の仕事に信念と展望をもっている人たちがリクルートにはなんと多いことか!採用広報といういつもと違った視点で社内を見直すことで、近くにいては気づけなかった素晴らしいことに改めて気づくことができました。

また定性・定量の両方のフィードバックから、自分たちの仕事や取り組みの価値を再認識できたことも嬉しい発見でした。例えばイベントなどでメンバーが登壇した際には「まるでPdMの教科書みたいだった」「日頃から意識していたことなので、とても共感できた!」と、SNSやアンケートから様々なフィードバックをいただけます。

このように活動を通して沢山の共感や感想をいただけることで、共感してくれる方がこんなにいるんだ、自分たちは良い仕事をしているんだと、仕事に追われて見失いがちだった様々なことを改めて思い出させてくれます。今振り返ってみても採用広報を通して見ず知らずの方から受け取るフィードバックに、関係者全員が強く勇気づけられるシーンが何度もあったことを覚えています。

この先にも、まだ見えてない世界が広がっている

ここまで現在の取り組みや気づきについて書いてきましたが、最後にこれからのことも少し書いておきたいと思います。この採用広報プロジェクトは色々なチャレンジと修正を繰り返しながらも、これからもっと盛り上げていきたいと思っています。そして自分自身も(個人的な妄想の紹介になりますが)次のようなチャレンジができると面白そうだなと密かに企画を温めていたりしています。

  • 採用広報が語る、自社の推しポイント対談イベント

  • 他社を交えたデザインOps組織の深掘りコンテンツ

  • オフラインイベント、Meetupイベントの復活

  • 他社のデザインマネジメントやOps組織との交流会
    …などなど

これらが本当に実現するかどうかは分かりませんが、プロダクトデザイン室の採用広報プロジェクトは、これからも凄いスピードで進化していく予定です。自分自身1年に満たない短い期間でも、見たこともない世界を沢山知ることができました。まだまだやりたいこと、できてないことも沢山あるので、来年、再来年とより面白い活動へ盛り上げていければと思っています。ぜひ今後とも私たちの活動にご期待ください!


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