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リクルート・プロデザ室メンバーがコメント_「面白かったおすすめ本」編 夏夜に読む本⑤

リクルート プロダクトデザイン室(プロデザ室)のnote事務局です。
夏ですね。いかがお過ごしですか?

突然ですが、全5回にわたって「夏夜に読む本」の記事をお届けしたいと思っています。具体的には、プロデザ室のメンバーから募った”推し本”と”こんな人におすすめ”を4つのテーマ別にまとめてご紹介します。

日が長い今だからこそ、
旅のお供に。喫茶店の一角で。たまには夜更かししがてら。
初めて出会った本と時を過ごしてみる夏はいかがでしょうか。

今日のテーマは「デザインディレクターが今期読んでよかった本」

全5回、4つのテーマで”推し本”をお届けします。
① プロダクトマネージャーが今期読んでよかった本
② デザインディレクターが今期読んでよかった本
③ 漫画だけど仕事に活きる本
④ その他、面白かったおすすめ本(その1)
⑤ その他、面白かったおすすめ本(その2)

①②は、③④⑤よりも仕事・業務に役立ったもののセレクトです。
ちなみにプロデザ室を構成しているのは以下の3職種となっています。

  1. プロダクトマネージャー(=PdM)

  2. デザインディレクター(=DD)

  3. クライアントサクセス(=CS)

それでは!
以下、おすすめ本の紹介になります。プロデザ室メンバーのリアルなコメントもあわせてお楽しみください!


本題|今日の一冊を探す


『風の谷のナウシカ』

https://www.tokuma.jp/book/b504000.html

「火の7日間」とよばれる戦争によって、巨大文明が崩壊してから千年。荒れた大地に腐海という死の森が広がっていた。主人公・ナウシカのいる風の谷が、恐ろしい巨神兵を使い腐海を焼き払おうとするクシャナたちに侵略された。腐海の森と共に生きようとするナウシカと、腐海を焼き払おうとする人々。だが、その腐海には、秘密があって……。 月刊アニメージュに掲載された、映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックス。 映画のもとになったストーリーは、このコミックスのおよそ2巻目まで。原作では、映画では語られなかったナウシカの活躍を知ることができます。宮崎駿が描く独特の世界が広がる、何度読んでも感動する超大作!

徳間書店社のウェブサイトより引用

理想と現実の狭間で揺れている人におすすめ。その理由は?

漫画版、風の谷のナウシカ1~7巻をおすすめします。映画版しか見ていない人は絶対読んで(見て)ほしい。非常に壮大なストーリーが描かれています。映画版とは別物。そして映画「君たちはどう生きるか」を見て感じたのですが、宮崎駿監督の思想はこの頃からずっと変わっていないんじゃないかなと。
By:磯貝直紀・プロダクト横断デザインディレクター・最近買った日本画がお気に入り


『物価とは何か』

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000361104

あのバブル絶頂時、そしてその崩壊、いずれのときも意外なほどに物価は動かなかった。それはなぜか?お菓子がどんどん小さくなっている……なぜ企業は値上げを避けるのか?
インフレもデフレも気分次第!?物価は「作る」ものだった?
経済というものの核心に迫るための最重要キーである、物価という概念。国内第一人者が初歩の初歩から徹底的にわかりやすく説き起こし、社会にくらす私たち全員にとって、本当に知るべき経済学のエッセンスを教える、画期的入門書の登場!
ハイパーインフレやデフレと闘う中央銀行や政府の実務家(ポリシーメーカー)たちは、何を考え何をしているのか。それらの成果と教訓を研究者たちはどのように学び、理論を発展させてきたか。私たちの生活そのものと直結する、生きた学問としての経済学が立ち上がっていく様を生き生きと描く!万人のための学問としてのマクロ経済学を希求する、真摯な社会科学探究。

講談社のウェブサイトより引用

お金の捉え方を考え直したい人におすすめ。その理由は?

例えば「缶ジュース1本=120円」のように、お金ってStableなもので、だからこそ貯めたくなる魔力がある。そのように染み付いた価値観を、良い感じにほぐしてくれます。経済学を学んだことのない自分には新鮮で面白く読めました。
By:hyasssy・『Air カード』プロダクトマネージャー・しかしお金は欲しい!


『サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法』

https://eijipress.co.jp/products/2227?_pos=1&_sid=e2260e715&_ss=r

なぜGoogleの社員は、楽しく創造的に働き、柔軟性を持ち、優れた成果を上げられるのか? その鍵を握るのが、「心」に関する独自の研修「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」。
心を整える手法「マインドフルネス」を、科学に基づき、日々実践しやすい形にしたこの研修はGoogle内で熱狂的に支持され、SAP、アメリカン・エキスプレス、LinkedInなど他の企業や大学にも次々に採用されている。
その内容を開発者が自ら語った本書は、まさにマインドフルネス実践のバイブル。1分でできるものから本格的なものまで、自己管理力、創造性、人間関係力など様々な能力を高める技法をわかりやすく伝授する。

英治出版社のウェブサイトより引用

その日の出来事でクヨクヨしまう人、集中力がほしい人、内向的な人におすすめ。その理由は?

瞑想で心が整う。瞑想というと内向きな取り組みのように思えるが、応用して集中力やコミュニケーション能力も鍛えることができるという感じで、意外と外向きな能力につながってくるのが面白いと思いました。
By:たてもり・『ホットペッパービューティー』デザインディレクター・花火が見たい(ちょっと遠くてもいい)


『子供はわかってあげない』

https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000018582

水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。

講談社のウェブサイトより引用

せっかくの夏、どこにも行けなくても夏を感じたい...。そんな人におすすめの漫画です。その理由は?

成人すると夏に思い切り遊ぶ機会が減っていきますよね?外出すると猛暑で体力的にきつい、、、だから漫画で夏を補完したいと思いました。小説のような漫画です。
By:おやかた・『じゃらん』デザインディレクター・線香花火を大人買い


『口訳 古事記』

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000375050

アナーキーな神々と英雄たちが繰り広げる、〈世界の始まり〉の物語。前代未聞のおもしろさ!!日本神話が画期的な口語訳で生まれ変わる!町田康の新たな代表作。
「汝(われ)、行って、玉取ってきたれや」「ほな、行ってきますわ」
イザナキとイザナミによる「国生み」と黄泉国行、日の神アマテラスの「天の岩屋」ひきこもりと追放された乱暴者スサノオのヤマタノオロチ退治、何度も殺されては甦ったオオクニヌシの国作り、父に疎まれた英雄ヤマトタケルの冒険と死、帝位をめぐる争い、女たちの決断、滅びゆく者たち――。
奔放なる愛と野望、裏切りと謀略にみちた日本最古のドラマが、破天荒な超絶文体で現代に降臨する!

講談社のウェブサイトより引用

常識にとらわれないものの見方を学びたい人におすすめ。その理由は?

日本人の歴史の原点である『古事記』って、中身が意外とハチャメチャなんですよね。町田康の文体と完璧にマッチしていると思ってまして、抱腹絶倒です。仕事には…特に活きてないですね。
By:tantot・採用サイト担当・プロダクトデザイン室は仲間を募集中です!!!


『幻覚剤は役に立つのか』

https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=955

『雑食動物のジレンマ』『人間は料理をする』で知られるジャーナリストが自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む!
今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか。幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか。そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか。
「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」などへの医学的利用の可能性と、“変性する意識”の内的過程を探る画期的ノンフィクション。
ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、ガーディアン紙、絶賛!

亜紀書房社のウェブサイトより引用

自我の感覚が強く、それを和らげたいと思っている人におすすめ。その理由は?

幻覚剤研究の歴史をたどりつつ、著者自らが幻覚剤を試し、その体験を描く本。人間の普段の心・意識・知覚とは何か、を探るためには、普段ではない状態(幻覚剤利用状態)を観察するのが非常に有効とのこと。人間の心は普段、生存に必要のない情報を遮断する「減量バルブ」が働いているのだが、幻覚剤によってそのバルブが緩められる、という内容に一抹の怪しさは感じつつも、非常に好奇心をくすぐられた。また、著者による別書「意識を揺さぶる植物」もおすすめ。自分がいかにカフェインに乗っ取られているかに気がついた。
By:つぶ・『SUUMO』プロダクトマネージャー・部屋を片付けます


『泣きたい夜の甘味処』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322105000627/

とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、愛する人を想う夜、自分のことが嫌いになった夜。

―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。

主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。

KADOKAWA社のウェブサイトより引用

最近バタバタと過ごしてるなという方、立場の違う人のことを理解したい方、おやつが好きな方にもおすすめです。その理由は?

日々に流されているとふと見落としてしまいそうな、大切な存在への向き合い方を思い出させてくれます。疲れた時、落ち込んだ時、身近な、または疎遠になっている誰かのことを考えたとき、心にじんわりと沁みるお話です。
By:えんどうまめ・『ホットペッパーグルメ』デザインディレクター・かき氷を食べに行きたいです


以上、「夏夜に読む本」Day5のおまとめ便でした。
これにて全5回にわたるおすすめ本のご紹介もおしまいになります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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それではまた、よき1日を~

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