世界中で人気の職種「プロダクトマネージャー」に新卒でなれる機会、ここにあります!
この記事はリクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2023の 4日目です。
こんにちは!リクルートで海外採用およびプロダクトマネージャー(以下PdM)採用を担当している辻野です。
本日は、日本の新卒市場ではまだまだ馴染みのない
「新卒でPdMとして就職すること」の魅力をお伝えしたいと思います。
なぜ記事にしようと思ったのか
海外の様々な大学を周り、主にComputer ScienceやProduct Designなど、ITやテクノロジーに関する分野を専攻している学生さんに出会いたくさんお話を聞きました。
「将来はテクノロジーで社会に貢献したい」「ITを使って世の中に何ができるのか?」と好奇心や探究心に溢れて進学している学生さんたち。
しかし、多くの皆さんが「ITやテクノロジーを活かせる就職先がエンジニア以外あまりない」「なんとなくコンサルや銀行なら、直接的ではないけどデータ分析やリサーチなどで経験が活かせそう」とキャリア選択における迷いや戸惑いを口にしていました。
自分達が好きで学んできたことを将来どう活かせるのか?を知ることができる機会も少ない様子でしたので、「ITやテクノロジーを活かして社会に貢献できる職種」として、声を大にしてPdMをおすすめしたく、筆を取ることにしました!
こんな方に読んでほしい
これからキャリア検討をする高校生、専門学校生、高専生、大学生など。
特に、こんな方に選択肢の1つとしてお届けできたら嬉しいです。
・テクノロジーやITが好きだけど、それを活かした職種があまりわからない
・将来的には自分の手で生み出したサービスやプロダクトで世の中に価値を届けたい
・課題解決に興味がありコンサルを目指している
PdMってどんな仕事?
PdM=Product Managerは、新卒採用では募集が少ない印象ですが、中途市場においては世界中でホットな職種。『Glassdoor』が毎年発表するBestJobsでも米国内トップ10に入る職種で、日本国内で人気なコンサルタントよりも上位です。(参照:50 Best Jobs in America for 2022 (Glassdoor)給与、仕事の満足度、求人数による魅力的な職業ランキング)
企業の中途採用ページには詳細が記載されており、各社で大事にしている要素や期待役割がわかります。
共通しているのは、
プロダクト価値を創り世の中に届ける戦略・戦術の立案から実行まで全てに責任を持つこと。
ユーザー価値の定義をはじめ、ビジネス、開発/エンジニアリングまで責任を持ち、協働者をマネジメントしていくこと。
PdMはプロダクトの改善/企画・新規機能開発を担っています。新規事業なのか既存事業の進化を考えるのか、プロダクトの事業状況や提供価値などに応じて仕事の幅や求められる専門性が異なります。
PdMの仕事の一部ではありますが、イメージが持てるリクルートの記事もあるので、ぜひご覧ください。
新卒でPdMを目指すメリットは?
新卒PdMとして活躍し、現在はリクルートの外で活躍している皆さんに「新卒PdMを経験してよかったことは?」をヒアリングしました。
特に多かったのが下記2点です。
①実現力:ビジネスにおける起承転結で意思決定できること
PdMは、「課題設定」から「課題解決」「実行」まですべてに関わります。世の中にどんな課題があるのか?どの課題を解くのか?「問い」を立てることに加え、その課題をどう解くのか?戦略や戦術を考え、その実現のためにプロダクトやデザイン要件に落とします。その上で、ユーザーからフィードバックをもらう一連の流れにおいて、何を選び、PdMとしてどうしたいのか?結果どうなるのか?次はどうしたらいいのか?と常に意思決定をし続けます。
主体者として思考したアイデアを実際動かすところまでやり切ることで、「ここまで深くリサーチしないとインサイトに到達しないんだ」「リリースしてみると実際こんな躓きがあるんだ」「こうやってリスクや法的観点をクリアするんだ」という深い事業開発の理解を身につけることができます。
このサイクルをいろいろな課題・市場・プロダクトで挑戦できたからこそ、「どんな課題・市場・プロダクトでもやれる気がする」自信がついたのも大きいという声もありました。
②総合力:マネジメントにおける様々な観点が身につくこと
プロダクトをつくり、届けるための現場では、様々な立ち位置での仕事を経験します。
ひとりの社員がプロダクト価値向上のためにデザインやデータ分析、開発にも染み出して自分で手を動かすことも多く、様々なプロフェッショナルやステークホルダーとの協働や議論を通して得られる観点も豊富。解決手法もプロダクト価値や向き合う課題に応じて考えるため、「このプロダクトでは機械学習を用いてみよう」など様々な技術やテクノロジーをキャッチアップ・応用することもできます。
結果、総合的な観点でプロダクトの成功を導き出せるような判断力やマネジメントが可能になります。
新卒PdMの皆さんのキャリアパスは実際、非常に幅広く、起業して自分の手でプロダクトや組織をマネジメントしている方、深い事業経験やテクノロジー活用経験を強みにコンサルタントになったり製造業や省庁のDX推進マネジメントに進んだりしている方、スタートアップなどでPdMや事業責任者として活躍している方など様々でした。
新卒でPdM、どんな会社が募集しているの?
中途市場では求人が増えていると言われており、DXが進み、ITで価値を生み出すことが求められる企業での募集が特に盛んです。が、新卒市場においては、まだまだ未経験からPdMを採用・育成できる企業は少ないように思われます。
新卒市場においては、国内ではIT事業会社やスタートアップで近い経験ができる職種・コースの募集があります。企業規模や保有プロダクトによって経験できることや扱えるテクノロジーも異なり、カルチャーもそれぞれ魅力があるのでぜひ比較検討してみましょう。
※人事担当の方に掲載許可が取れている会社を中心にピックアップしましたが、他にもあると思います。
最後に個人的な想いなど
個人的な想いとして、人事業務において志にしているのは、一人ひとりが好奇心や探究心を大切に、自らの手で世の中を動かしていけるひとや、そのための挑戦機会が増えていくこと。
そして、その総量によって日本や世界が経済的にも文化的にも、いまより豊かになること。そう願って日々仕事をしています。
世の中をもっと良くしたい!テクノロジーを用いて社会課題を解決したい!という想いをお持ちの方へ。
そのために、ファーストステップで経験を積む場として、挑戦をして自信をつける場として、新卒PdMを全力でおすすめします!!!
またリクルートでその機会に挑戦したい!と興味を抱いていただけた方はぜひ以下の記事も参照してみてくださいね。
それでは!
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