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Featured Projects 2023で「心理学×デザイン」のワークショップを実施しました 

こんにちは。初めましての方も、いつもきてくださる方も、note記事を読んでいただき、ありがとうございます。リクルートのプロダクトデザイン室です。

“よいものづくりは、明日を拓く”をコンセプトに、デザイナー・クリエイターのためのデザインフェスティバル『Featured Projects 2023』が2023年4月8日~9日にかけてコクヨ株式会社 東京品川オフィス『THE CAMPUS』で開催されました。

こちらのnoteでもご紹介しましたが、私たちリクルートはこのイベントに協賛し、ワークショップを行いました。このレポートでは当日の様子をお届けします。

出張版プロデザ!BYリクルート「心理学と行動経済学を活かした”伸びる“プロダクトデザインとは」

2022年12月に「プロデザ! BY リクルート」(リクルート主催)のハンズオンセミナー内でご好評いただいたイベントを、初の対面形式となるワークショップとして実施しました。


講師は『行動を変えるデザイン』(オライリー・ジャパン)の翻訳に携わったリクルート プロダクトデザイン室の反中 望と松村 草也。本書籍で提唱される「行動変容デザイン」についてわかりやすく解説し、実際のサービスを題材に、参加者の皆さんに行動変容デザインによるプロダクト改善のプロセスをワークショップ形式で体験していただきました。
リアルの場で行うワークショップだからこそ、参加者の皆さんが一緒に1つのことを考えられ、議論が活発に!デザイナー、プロダクトマネージャー、リサーチャー、エンジニアなど、プロダクトづくりに関わる幅広い方々17名に関心を持って参加いただきました。

早速、当日の様子をレポートしていきます。

開催前、最終確認をするスタッフの様子

過去2回、オンラインで同内容のセミナーを実施していましたが、初のリアル開催ワークショップで事務局一同のドキドキも伝わってきます。最後の最後まで「皆さまのプロダクトデザインにおけるヒントになるような学びをお持ち帰っていただきたい」その一心でワークショップスタートです。

ワークショップの受付はこんな感じ

持ち帰りポイントは3つ


持ち帰りポイントを説明する反中(帽子の人)

まず講師の反中より、ワークショップで持ち帰ってもらいたい3つのポイントを紹介。

  1. デザインの目的はユーザーの行動を変えることだと心得よう

  2. 心理学でユーザーを理解して行動を変えるデザインに取り組もう

  3. ユーザーの心理状態をCREATEアクションファネルで捉えよう

続いて、「行動変容デザイン」の考え方を人気ゲームソフトの事例も交えながら概説していきます。

この考え方をもとにワーク1を進めていきます
ワーク2で用いたのはこちら!

※概説パートについてはこちらの記事で詳しく紹介しています


『Air メイト』を題材にした2つのワーク

3~4名のグループに分かれて早速自己紹介。
ほぼ全員の方が「久しぶり」もしくは「初めて」のリアル開催ワークショップ。緊張した様子が伝わってきます。

ここまで学んだフレームワークを使いながら「どうしたら『Air メイト』を通じてユーザーの行動を変えられるか?」について考えていきます。


ワーク1: アクター・アクション・アウトカム

フレームワークを記入する参加者の皆さん

グループごとに割り振られた想定ペルソナの「アクター・アクション・アウトカム」とアクションにつながる「MVA(実用最小限の行動)」を、参加者1人1人がフレームワークシートに記入していきます。

ポイントは、「アウトカム」(ユーザーが達成したい成果)は、プロダクトに閉じずにユーザー視点で考えること。その上で、そのアウトカムを達成するために「プロダクトを通じてどんな行動(アクション)をしてもらうとよいのか?」を考えます。

回答例を講師が紹介し、更に理解を深めていきます。

ワーク2: CREATEアクションファネル

リクルートのスタッフが各グループをまわって議論の活性化をお手伝い

ターゲットアクションやMVAが決まったら、「ユーザーがそのアクションを実行するまでの障壁は何か?」「その障壁を越えるためにどんな打ち手があるか?」を、CREATEアクションファネルを使って考えます。

各グループ、机に置かれた模造紙を使って「CREATEアクションファネル」フレームワークを作成し、参加者の活発な議論で枠を埋めてもらいます。
例えば、「評価(Evaluation)」のフェーズでは、「これまで勘と経験でやってきた店長さんは、こんなツール使わなくてもできる、と思ってしまうのではないか?」という障壁のアイデアが出てきました。この障壁を越えて便利さを感じてもらうためにはどうしたらいいか? そんな議論が活発になされていました。

机に置かれた『Air ビジネスツールズ』の冊子も活用しつつ、『Air メイト』でできなくても他のサービスならできるのでは?ということについても考えます。

緊張も少しほぐれてきて、楽しそうに議論する参加者の皆さん。
リクルートのスタッフは議論が活発になるように、各グループをまわってお声かけします。

グループワークの成果物はこんな感じ!

約30分のグループワークが終了し、回答例をお話していきます。代表1名による発表です。


このチームでは、複数店舗を抱えるオーナーと各店舗の店長の関係を想像し、「店長はオーナーに言われても面倒なので使いたくない、という感情的な反応(Reaction)の障壁があるかもしれない」ということを考えたそうです。
一方で、「『Air メイト』ではオーナーじゃない第三者視点でのアドバイスが得られることが伝わると、使ってみようと思ってもらえるのではないか」といった意見も出ました。「そういう視点もあるのか」「確かに」といった参加者の声が聞こえてきそうです。

このように、プロダクトではなくその先にあるユーザーの感情や関係性に着目することでデザインの幅が広がることを、ワークを通じて体験していただけたようです。

発表いただいた方には『行動を変えるデザイン』(オライリー・ジャパン)をプレゼントしました。


最後に…

ユーザーの最終目的を考えることの重要性と難しさをふまえつつ、本日の持ち帰りポイントを改めて振り返ります。ワークショップのアンケートを入力いただいている間に“Air ブランド ビジョンムービー「商うを、自由に。」”を投影して、会は終了。

終了後もグループで作り上げたワークシートを写真に撮る方がいたり、参加者の方同士で連絡先交換を行う方がいたりと話が弾みました。講師に質問をされる方もいらっしゃいましたよ!

お帰りの際には、ノベルティとしてクリアポーチ、ペン、ポストカード、シールをお渡ししました。

あなたはリクルートでなにをカエル?


ワークショップ参加後アンケートのお声

アンケートからは「実践形式だった、かつ講師陣からアドバイスいただけてよかった」「体感的にペルソナを深掘りする良い機会となった」「他の方の視点での思考から気づけない部分もあり大変有意義だった」といった事務局一同大変励みになるお声をいただきました!


お礼と、今後のナレッジ発信のご案内

まずはワークショップに参加いただいた皆さま、レポートをここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました!

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